【自己肯定感が低い人へ】自己肯定感を上げる心理学的な3つの方法

人は「自分がすごい」と肯定的に捉えている時もあれば、「ダメだなあ」否定的に捉えている時もあります。

あるいは、やること全てに自信がなく、出来ているのことも出来ていないように感じる人もいます。

端から見たらよくできているのに、「僕なんてまだまだですよ」なんて言って謙遜します。

一体、これに何のメリットがあるのでしょうか?

 

今回は自己肯定感を高める本質的な方法を紹介します。

自己肯定感を上げるためにすべきことはたった3つです。

他のサイトや本を見ると、自己肯定感を高めるために様々なことが書かれています。例えば7つも方法があったとして、全てを意識して日常生活に取り入れるのは不可能でしょう。

今回は、本質的な方法を3つだけ紹介します。
それだけであなたの自己肯定感は自然と上がっていくはずです。

 

自己肯定感とは?

自己肯定感の定義は以下の通りです。

自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。

自己否定の感情と対をなす感情とされる。

(出典:日本語表現辞典 Weblio辞書)

簡単にいうと、「自分はこれでいいじゃん」「そのままの自分でOK!」と思える感覚です。

他人と比べるのではなく、自分が自分に満足できているかですね。

 

日本人の自己肯定感が低い3つの理由

日本人は世界的に見て自己肯定感が圧倒的に低いという統計結果があります。(平成25年度, 内閣府)

心理学的な面から見ても、自己肯定感の低さは人生全般に関わってくる問題です。
自己肯定感の高さは、私たちが思っている以上に大切な要素です。

それでは、いったい何が日本人の自己肯定感を下げているのでしょうか?

 

理由① 自分がやりたいことを我慢させる教育

子どもの頃から平均を求められ、自分らしさを殺して大人の言うことに従うことが正しいと教え込まれてきました。日本の教育を受けてきた人なら、それがいかに画一的で「みんな一緒」を重視しているものか分かると思います。

我慢強く、やりたいことを押し殺しても嫌なことを必死にやり続けることが美徳だ。
このような風潮が日本にはあります。

 

やりたいことをせず、やりたくないことをすることは、自分自身を裏切ることになります
そうやって自分の気持ちを軽く扱い続ければ、自分を肯定することなど出来るはずがありません。

自分が願うことを実行し、自身に対する信頼や信用を積み重ねていかなければ、自己肯定感は生まれません。

自分を大切にする行動が自己肯定感を上げる。これが大きなポイントです。

 

理由② 自分で責任を持って行動するという経験のなさ

日本には連帯責任という制度があります。1人が悪いことをしたら、その人が所属していたグループ全員で罰を受けるなどして、みんなで責任を取るというものです。

また、「1人1人に責任のある仕事と結果が求められる」のではなく、「チームで1つの結果を出すためにみんなで頑張る」という風潮が強くあります。

これこそが日本人の自己肯定感を大幅に下げる要因の1つになっています。

 

「自分の責任で物事を決定し、実行する」という経験が足りないのです。行動を起こしたとしても、「人から言われた」「怒られないように」という消極的な理由が多いです。

「自分の力で、自分の望むことを最後までやりきった」という感覚が自信を高め、自己肯定感を高めるのです。

 

理由③ 謙虚さが美徳であるという日本の風潮

日本では、自分を前面に出さず控えめにしておくのが美徳とされてきました。はっきりと相手に対して意見すると、責められたりします。常に「謙虚さ」に縛られている人。それが自己肯定感が低い人です。

この謙虚さの原因は2つあります。
1つ目が、幼少期の親の影響です。幼い頃に母親との関係が上手くいかなかったり、厳しく育てられすぎたことが原因です。自分の最も身近で大きな存在からの影響はとても大きいのです。

2つ目が、過去の失敗やショック経験です。失敗やショックに対する強烈な恐怖が、自分自身を前面に押し出すことを妨げます。自分が傷つかないために謙虚になるのです。

 

自己肯定感を高める3つの方法

自己肯定感を高める方法① 非言語アファメーションを取り入れる

自己肯定感を高めるには、謙虚さを捨てる必要があります。
謙虚にしすぎて自己肯定感が下がるなら、謙虚にしなければいいだけです。
とはいえ、いきなり「謙虚さを捨てろ!」なんて言われてすぐできるわけありません。

なので、行動から自分に暗示を入れる方法(非言語アファメーション)で解決します。

具体的には、
・美味しいものを食べる
・少し高いものを身につける
という行動をしてください。

「こんなことで何の効果があるのか?」と思うかもしれませんが、これは簡単に自己肯定感をあげる方法です。

この2つの行動には自分を大切にしているという共通点があります。自分にちょっとしたプレゼントをあげるような感覚ですね。これがとても大事なのです。

 

自己肯定感を高める方法② 自分の視点を変える

良いことが起きたときは喜び、悪いことが起きたときはそれについて負の感情を持たない。ただそれだけです。

 

例えば、仕事でミスをして失敗したとしましょう。
「自分がミスした部分はどこだったのか?」「次はどうしたらミスをなくせるのか?」という、「ミスした事実」と「改善策」を考えます。ミスの内容を中心に考えると言ったほうが分かりやすいでしょうか。

自己肯定感が下がってしまう人は、「自分はこんなミスをしてした。やっぱりだめなやつなんだ。」というように、ミスとは関係のない自分の人格の部分を責めてしまうのです。このような反省では、同じようなミスを繰り返し、その度に自分の心を傷つけることになります。これでは自己肯定感を下げるデフレスパイラルのようになってしまいます。

これを防ぐために、ミスした事実だけを見て、感情の部分は持たないようにする訓練が必要です。

 

このようなミスに対して、ポジティブシンキングが上手くいかないのは、無理やりに解釈を変えたり、明るくふるまおうとするからです。嫌な部分から目をそらすと、むしろ逆効果でどんどん問題を大きく感じてしまいます。

この方法であれば、単にミスをした事実の部分にだけ意識を向けるので反省してないわけでもないし、それでいて自分自身の心を傷つけなくてすむのです。

 

自己肯定感を高める方法③ 自分の自分に対する信頼を積み重ねる

自分が自分の行動を愛せるか。

これを行動指標として持ちましょう。
目先の欲求や心の弱さ、周りからの目に負けて、嘘を付いたり自分の本意ではない行動をとってしまったりします。
客観的に見て自分の行動が好きになれないのは分かっていても、どうしてもそんな行動を取ってしまうのです。

自分が愛せるような行動をとることで、自分の自分に対する信頼や信用が高まってきます。他者からの評価も大事ですが、自分からの評価というのも大事にしましょう。

 

自分が納得のいく行動を取り続けることで、自己肯定感は上がっていきます。
たとえ欠点がたくさんあったとしても、愛せる行動を選択してきた自分に対する自信が自分を助けてくれます。

全てにおいて価値のある人間なんて存在しません。

「学校の成績は良くないけど、誰よりも勉強した心理学の知識は負けない」
「頭の回転は遅いし要領は悪いけど、自分にはコツコツ書いてきたブログがある!」などと思える自信が身につくはずです。

 

自己肯定感を高めるのは訓練である

3つの方法を紹介したとはいえ、実行するのはとても難しいです。

なので、これは訓練です。
人の心は継続することで確実に変化します。実際、脳科学の分野では、脳が物理レベルで変化するという研究結果があります。

つまり、良い考え方を続けていると、それに適応するように脳の形が変化していくのです。これを専門的には脳の可塑性といいます。

 

人間は何歳からでも変わることが出来ます。
訓練を続けていると、「こんなに自分自身が変わっていけるんだ!」と言うふうに感じると思います。

そして、
「いつもより少し自分を大切にしよう」と、きっと思えるはずです。

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