緊張をあらわすしぐさを見抜く方法

今回のテーマは緊張のしぐさです。

緊張を表すしぐさを見抜くことができれば、相手が嫌だと思っていること、不快に思っていることが分かります。

それを応用して相手の嘘を見抜いたり、好きなことと嫌いなことが分かったりもします。

 

ぜひ、マスターしてください!

緊張をあらわす2つのしぐさ

セルフタッチ

・首を触る

・口を触る

・髪を触る

これらは全てセルフタッチで、心理学的意味は緊張です。

緊張しているからこそ、自分をなだめようとセルフタッチを行います

 

腕組み

腕を組むしぐさは、自己防衛や緊張のあらわれと言われています。

腕で身体を抱え守るようにして、「他者に心を開いていない」「今は心を開きたくない」ということを表します。

しかし、実は「腕組み=自己防衛・緊張」とは限りません。単なるクセや全く別の理由で腕を組んでいる人もいます

 

腕組みは、自分のテリトリーを守ろうとしているサインでもあります。

例えば、会話している2人が共に腕組みしている場合があります。

これは、お互いが相手のことを拒絶しているという意味ではなく、自分たち2人以外の人を拒絶しているのです。

「2人の空間に入らないで!」という意味です。

 

腕組みの心理学的な意味をまとめると、以下の3つになりますね。

  • 自己防衛、緊張
  • 単なるクセ
  • テリトリーの主張

 

しぐさを見抜く2つのコツ

1. しぐさをグループ化してとらえる

しぐさから相手の感情を読み取るために大事なのは、くくりを持つということです。

「首を触る」「口を触る」という単体で見るのではなく、これらはセルフタッチというグループとしてくくりましょう

 

2. サインのタイミングを見て、クセと区別する

例えば、唇をさわる動作の意味は緊張です。唇に手を触れることで赤ん坊の頃を思い出し自分を安心させている、と心理学では説明されます。

しかしクセで唇を触る人もいるので、それがクセなのか緊張をなだめているのか確認する必要があります

普段セルフタッチをしない人がしているのならば、その人は緊張状態にあるということです。

これがとても重要です。一緒に話している時に相手が唇を触り出したら、そのタイミングの話の内容に相手を緊張させる要素が含まれていたということです。

 

唇を触った相手があなたのお客様だったなら、かけた言葉に関して何か不満を持っているのかもしれません。

であれば、その不安を聞き出して解消するような言葉をかけてあげると効果的です。

 

もし彼氏や彼女の浮気を問い詰めている場合であれば、唇を触ったタイミングの言葉に何か後ろめたいことがあると考えられます。

 

クセを見分ける方法

クセの区別でポイントになるのは、持続時間タイミングです。

どんな文脈の会話の時でも常にそのクセが出ているなら、それはただのクセです。

一方、ある特定の会話や状況の時だけそのしぐさが出るなら、それには心理的意味があるということです。

 

何もない時に相手がどんなしぐさを出しやすいか、あるいは出さないか。これをしっかりと観察しておくと、普段と違うしぐさが出たときに気付くことができます。

 

しぐさを読む時は必ずそのしぐさがあらわれた文脈を考える必要があります。

逆に言うと、文脈を考えることなくして心理を読み解くことはできません。

これについて、解説していきましょう。

 

しぐさを読むためのケーススタディ

具体例① 鼻を触る彼氏

しぐさの意味は文脈によるということを、心を読み解けない人は知りません。

例えば、「よく鼻を触るのは嘘をついた証拠」だと言われます。

本当にそう言えるでしょうか?

単に鼻がかゆかっただけかもしれません。あるいは、鼻水を拭き取ろうとしただけかもしれません。

このようにしぐさ単体では、その意味を理解することはできません。

 

重要なのはそのしぐさが、どういう文脈の中であらわれたかということです。

例を挙げてみましょう。

あなたはたまたま彼氏のスマホ画面が見えて、知らない女からLINEにハートマークがついているのを発見してしまいました。

彼女

浮気してるの?

と、彼女は彼氏に問い詰めました。

はあ?してないし!

彼氏

と彼氏は言い返しながらも、頻繁に鼻を触っています。

 

このような状況では、彼氏は間違いなく浮気しています。

なぜなら、文脈の中でしぐさがあらわれているからです。この点がとても大切です。

この文脈では、「してないし!」という部分に、何かしら自分をなだめなければならない理由があったと考えられます。

 

どういう状況でどういう言葉の時にどんなしぐさが出るのか?

実際にしぐさから人の心を読もうとするなら、必ずこの点に注意してください。

 

具体例② 腕を組む上司

次は、腕組みの例を挙げてみましょう。

あなたは上司に企画を提案することになっていて、A案とB案の2つプランを用意しました。

A案を説明している時は、特に変わったしぐさは見られなかったのに、

B案に話が移った途端に、上司は頻繁に腕を組むようになりました。

 

もうおわかりですよね。

こんな時は上司はB案を拒絶しています。あるいはなにか引っかかる点があるのかもしれません。

あなたはA案を強めに進めるか、B案の中で「引っかかっている点はないか?」と尋ねると有能だと評価されるでしょう。

 

さらに細かくいうと、どの言葉で上司の腕を組んだのかを観察すると効果的です。

例えば、価格や値段の話の時に腕を組んだのなら、値段に納得できていないとわかります。

 

ここまで出来れば何が嫌なのかが分かり、次の提案の時にも生かせます。

もちろん相手が客や、その他の人であってもやり方は同じです。

 

本気で訓練しましょう

ちょっと精神論っぽくなりますが、しぐさから人の心理を読み解くのは簡単ではありません。

というより、かなりの訓練が必要です。

 

例えば、顔周りのしぐさはかなりの量があります。

  • 目の方向
  • まばたき
  • 眉の動き
  • 口を触る
  • 口の動き
  • 首を触る

など色々あります。

これらを覚えて、実戦で使えるようになる!と思うなら、本気を出さなければ無理です。

 

「しぐさ心理は難しいなあ」と思われたかもしれません。

しかし、一つだけ僕が確実に言えることがあります。

 

それは、

訓練すれば必ずしぐさを読めるということです。

 

必ずです。

これは本当に練習することで身につきます。

もし、本気で学ぼうと思う人は、ぜひ本気で取り組んでみてください。

継続すれば確実にしぐさを読み解く能力は向上します。

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