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Ryotaです。
今日は集中できない人が集中できる方法を紹介したいと思います。

そのために役立つのが

・フロー体験

フローとは没頭状態のことを指します。この没頭状態に上手く入ることで、集中力を格段に上げることができるのです。

・勉強しなければいけないのに集中できない。

・やらなければいけないことがあるのに手につかない

・仕事に集中できない。

こんな悩みがあるのならこの記事はきっとあなたの役に立つはずです。

私たちの脳は集中できないようにできている

実は私たちは基本的に集中するという行為が苦手です。

集中しなければいけない場面がたくさんあるのに、なぜ私たち人間は集中力がないのでしょうか?

私たちが集中できないのは、脳が集中できないように進化してきたからです。

人は注意散漫な生物です。

なぜ集中力がないのか進化の過程から考えてみましょう。

原始時代のことを考えてみてください。

原始時代には様々な怖い野生動物がいます。

ライオンやクマ、イノシシなど人間を攻撃する可能性がある動物たちと共存しなければなりませんでした。例えば、食べるということに周りが見えないほど集中していたら逆に野生動物に食べられてしまう可能性があります。

「ご飯を食べるつもりが自分がご飯になってしまった!」
なんていう笑えない冗談になる可能性があるわけです。

こういうことにならないためには、
注意を1つに集中させすぎない能力が必要なのです。

そのため、ある程度の時間が経つと、
注意散漫になるように脳はプログラミングされているのです。
これが集中したいのに集中できない生理学的メカニズムです。

なので集中できないことはあなたのせいではなく人間なら当たり前なのです。
では、どうすれば私たちの集中力は高まるのでしょうか?

集中力を維持する2つの方法

具体的には以下の2つの方法があります。

・フロー状態に入る

・時間分割をする

まず、フロー状態に入るということから説明します。
これは心理学者のM.チクセントミハイという人が発見した概念です。

フロー体験とは何か?

フロー状態とは簡単にいうと没頭状態です。
スポーツで「ゾーン」という言葉がありますが、これはフロー状態と同義です。
つまり、「フロー状態」=「深い集中状態」なのです。

正確には複数の要素があり、難しく語られることが多いですが、
要は時間を忘れて没頭している状態です。

皆さんも漫画を読んだり、ゲームをしたり、友達と遊んだりなどの楽しい時は時間がものすごく早いという感覚を経験したことがあるのではないでしょうか?
フローとはこのような状態だと思ってもらえれば分かりやすいでしょう。

フロー状態は没頭状態なので、まさに集中している状態です。

人は物事に没頭しているとき、
高いパフォーマンスを発揮します。

要はフローに入れば、「集中」という現象を達成しているということです。

フロー体験を得る8つの条件

では、どうやってフロー状態に入るのか?
フロー体験を得るための条件として、
チクセントミハイは以下の8つをあげいます。

  1. 明確な目的(予想と法則が認識できる)
  2. 専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
  3. 自己に対する意識の感覚の低下、活動と意識の融合。
  4. 時間感覚のゆがみ – 時間への我々の主体的な経験の変更
  5. 直接的で即座な反応(活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
  6. 能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)
  7. 状況や活動を自分で制御している感覚。
  8. 活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。
    (Wikipediaより引用)

これらの条件のとき、私たちはフロー体験を得ることができるということです。
ちなみにフロー体験を得るために全てを満たしている必要はありません。
一つ、2つでもフローに入ることはできます。

紹介したような条件でフローに入ることができますが、
このうち「集中」のために必須な条件は2つです。

絶妙な難易度なら集中できる

まず、1つ目は6番目の条件です。

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6.能力の水準と難易度とのバランス(活動が易しすぎず、難しすぎない)

 

「難しすぎず易しすぎず」

これが集中する上で重要な条件になります。

ゲームが面白いのはクリアできるかクリアできないか微妙なラインだからです。
これが簡単すぎたり、逆に難しすぎて手も足も出ないなら集中できません。
単純におもしろくないからです。

これを踏まえると、集中するためのヒントが得られます。

例えば、勉強であれば難易度が自分にとって丁度良いものを選べば良いのです。

仕事も自分にできるかできないかのラインなら集中できるのです。

価値ある活動なら集中できる

加えて、
8番目のという条件も集中のためには重要です。

8.活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。

いくら難易度が絶妙でも、「本質的にやる価値がない」あるいは「楽しくない」ものでは私たちは集中できません。

このことは非常に大切です。

例えば、勉強に集中できないのは、
勉強する必要性を感じられていないからです。

実際の例を挙げてみましょう。
私は心理学の他に教育の専門家でもあります。
そのため、中学校に仕事で行くことがあるのですが、
中学3年生という時期は、明らかに多くの生徒が勉強に集中しています。

これは単純な話で、受験校に合格するためには勉強が必要だからです。
必要性を本人が認識しているから集中できるのです。

チクセントミハイが挙げた条件の一つ目は、

1.明確な目的(予想と法則が認識できる)

でしたが、目標や意義を持っているかどうかというのは
「集中」するために非常に重要な条件なのです。

勉強や仕事に集中できないという人は、
「何のためにやっているのか?」
ともう一度自分に問いかけてみてください。

以上のことを踏まえると、
私たちは難易度が絶妙なラインで、
本質的な価値のあるものであれば勝手に集中できることがわかります。
この基本を知っておくと自分なりに集中するための工夫ができると思います。

時間の使い方で集中力を高める

時間分割で集中力を最大化する

次に時間分割です。
私たちは注意持続時間が短いことははじめの方で書きました。生存戦略として集中できないように進化してきたのでしたね。

実際、私たちはどれぐらい集中できるのかというと、諸説ありますが本気で集中しても15分〜30分程度が限界だと考えられています。

こういうと「いや、私は1時間以上集中できる」と反論されるかもしれません。しかし、よく考えてみてください。

例えば、あなたが勉強や仕事をしている時、本当に丸々1時間集中できていますか?
多くの人は難しいのではないのでしょうか。

もちろん集中できる方はそれでいいのですが、なかなか集中できないという人は時間を分割して作業を行なってみてください。

具体的には、あなたが1時間勉強したいなら、60分間ぶっ通しでやるのではなく30分間×2回に分割します。間に10分程度休憩を入れます。この休憩時間は長くても構いません。

こうすることで集中力を持続することができます。もちろん分割時間は目標と照らし合わせて、自由に変更して構いません。

仕事の場合であれば作業を分割し、目標量まで達成したら1分ほど休憩する。そして、また集中する。ということを繰り返すことで作業効率が上がります。

このようにすると集中力を持続していくことができます。ぜひ試してみてください。

時間よりも圧倒的に大切な「時間対効果」

ここまで時間を分割して作業を効率化する方法を紹介してきましたが、最後に時間よりも圧倒的に大事なことをお伝えしておきます。

それは時間対効果です。

時間対効果とは「時間」に対して「どれだけ作業量が行えたか」という意味です。

私は公的な学校教育に携わる他にも、
民間の塾講師として7年間子どもたちに勉強を教えてきた経験があります。その中で、たくさんの「勉強ができる生徒」「勉強ができない生徒」に接してきました。

長年の経験を通してわかってきたのは、「勉強ができる生徒」「勉強ができない生徒」の差です。

「勉強ができない生徒」あるいは真面目だけど伸び悩んでいる生徒の共通点は、時間を目標にしていることです。「◯時間勉強した」などという発言が目立ちます。

一方、「勉強ができる生徒」の目標は、量や習得率です。「◯ページ勉強した」「◯ができるようになった」などです。

つまり、「勉強ができる生徒」は「時間」ではなく、「時間に対してどれだけのことができたか」に着目しているわけです。

これが決定的な両者の違いです。

このことからわかるように時間分割はもちろん大事ですが、あくまで時間対効果を踏まえた時間分割が必要なのです。

ぜひ時間対効果にこだわって、作業を行なってみてください。この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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