脳科学的パラドクスと哲学

 

今回のテーマは、

・私たちが見ている世界

 

実は私たちが見ている世界というのは、色眼鏡を通して見ている世界です。

例えば、あなたの目の前に一つのりんごがあるとします。

当然、赤色に見えているわけですが、同じりんごを色彩感覚のない虫が見たらどうでしょうか?

赤色ではなくモノクロに見えているはずです。

 

さらに立体感覚を持たない生物が見るとどうでしょうか?

平面のりんごに見えるはずです。

そんなこと言ったって人間と虫は違うから見え方も違うんじゃないか!

あなたはそう思うかもしれません。

しかし、本当にそうでしょうか?

 

これは脳科学で哲学的に持ち出される話でもあるのですが、私たちがイメージする赤色を私たちは「赤色」と呼んでいます。

でも、もしあなたの隣人は、なんらかの色覚異常により、赤色が青色に見えていたとして、幼い頃からその青色の名前を赤色だと教わっていたらどうでしょうか?

あなたと隣人が同じ世界を見ているといえるでしょうか?

 

あるいは発展し続けるAIの研究がさらに加速し、完全に人間と変わらない見た目のアンドロイドができたとします。

中身が機械だということを除けば、普通に会話もするし、人間のように自然に振舞います。

仮にアンドロイドの彼女の名前を「なみね」にしましょう。

 

あなたは、なみねと知り合い、遊園地に行ったり、何気ない会話を交わしたり、たわいもない日常を幸せに彼女と過ごしていました。

しかし、ある日突然あなたは事故に遭いこの世を去ることになりました。

さて、あなたにとってなみねは本当にアンドロイドだったのでしょうか?

それとも人間でしょうか?

 

私たちが見ている世界は意外とデタラメなものです。

どういう状況でどのように世界を解釈しているか?

 

脳科学では、私たちが見ている世界はただの一つの解釈にすぎないと考えます。

なので、自由に見ればいいわけです。

色眼鏡を付け替えればまた世界は変わります。

 

今、あなたが苦しいと思っているならそれはあくまであなたの今の色眼鏡が「苦しい」というものだからにすぎません。

なら、楽しい色眼鏡をかけ直せばいい。

実はそんな単純なことです。

 

とはいえ、一人で好きな色眼鏡をかけ変えるのは意外と難しいものです。

人間には現状維持機能が備わっているからです。

 

僕が心理塾をやっているのもこの色眼鏡をかけ変えさせられるカウンセラーを養成したいからです。

自然な会話だけで人の色眼鏡を外し、かけ返させてあげる。そこまでできるようなプログラムを実は組んでいます。

 

その視点で心理塾の学びを見直すと面白いことが見えてくるはずです。

幸せの色眼鏡をかければ幸せな世界しか見えません。

この世界の変貌をできるだけ多くの人に味わってほしいものですね。

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