人の心は一つのことにしか意識がいかない

避雷針は雷の被害を避けるために家に備え付けられるものですが、昔ながらの避雷針は問題もあります。

それがむしろ落雷の数を増やしてしまうということです。昔、ある家の家主が村一番の避雷針を備え付けました。

避雷針自体は150年程度前から存在しています。確か1800年代には存在していたような。

家主は村人たちに大自慢していました。これで落雷も恐るるに足りずと。

しかし、実際にはその巨大な避雷針に真っ先に雷が落ち、その家は全焼。死人も出る大惨事となりました。

通常、避雷針というものは導線と銅板がセットではじめて本来の機能を発揮します。

避雷針=家の屋根の針

ですが、実際には避雷針で集めた雷が導線を伝って地面に埋めた銅板へ向かって土の中へ潜るまでの一連の流れでやっと落雷の被害を防ぐことができます。

この家主は巨大な避雷針のみに意識がいってしまい、導線や銅板を備付けるのを忘れていたわけです。

これと同じで私たちの心は一点にしか集中できません。

例えば、メンタリストやマジシャンがよく使う「ミスディレクション」というテクニックがあります。

これは、片方の手に観客の意識を集中させておき、もう片方の手で別の作業をする技術です。

実際、僕もよく使います。

片方に意識を向けている間にカードを折りたたんで口に入れてたりします。笑

観客は口からカードが出てくると怪奇現象を見たかのような顔をしますが、実際は、単に意識をそらしておいて口にカードを入れておいただけです。

こう考えるとマジックはほぼミスディレクションですね。

このミスディレクションは、なにもマジックだけが見せ場ではありません。仕事でもなんでも応用可能です。

実際、ビジネスサイコロジー7では、この性質を使った仕事の心理学をお伝えしました。

印象付けたいものをやたら指差すとか。

色々使えて面白いですよ。

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