わざと口角を上げる人の心理とは?作り笑いを見抜く方法を伝授

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わざと口角を上げる人の心理とは?作り笑いを見抜く方法を伝授

本物の笑顔と偽物の笑顔

日常生活で人とコミュニケーションをとっていると、ほとんどの人が笑顔で接してきますよね。しかし、そうした笑顔は「本当の笑顔じゃないなあ」と感じられている方も多いのではないでしょうか?

私たち日本人は文化的背景から、面白くなくても空気を読んで笑顔をつくります。
作り笑いですね。

私は表情分析の資格持ちです。表情分析家は作り笑いのことを「マスキングスマイル」と呼んでいます。一方で、本当の笑顔のことを「ディシェンヌスマイル」と呼びます。ちなみにディシェンヌは本当の笑顔の特徴を発見した学者の名前です。

この記事では、この「マスキングスマイル」と「ディシェンヌスマイル」の正確な見分け方をお伝えしましょう。

また、最後に表情分析を学びたい方へのアドバイスも書いています。

偽の笑顔と本物の笑顔は判別できる

なぜ日本人は偽の笑顔をふりまくのか?

2つの笑顔を見分ける前に、なぜ特に日本人は偽の笑顔が多いのかを説明します。
この点は外国人も不思議に思っているようです。

例えば、私が外大生だった頃、アメリカからの留学生が「日本人はなぜいつも笑っているのか?」と質問してきたことがありました。
私は英語で、「文化的理由からだよ」と答えたことを覚えています。

私たちは空気を重んじる文化を持っています。その起源は江戸時代の「五人組」にまで遡るとわかります。

五人組とは江戸時代の政策の一つで、簡単にいうと連帯責任制です。隣の家の人が何かしでかしたら、自分は何もしていなくても罰を受けます。そのため、表向きは感じのいい笑顔を見せながら、裏では隣人が何かしでかしていないか監視する必要がありました。

そのため、他の国よりも偽の笑顔を必要としたのであろうと推測されます。もっと遡ると奈良時代の17条の憲法ぐらいからかもしれませんが、この記事は歴史のテーマではないので割愛します。

偽の笑顔は目尻で見分けられる

さて、本題に入りましょうか。本物の笑顔と偽物の笑顔をどう見分けるか?です。

先に結論から言うと、目尻を見ればわかります。理由は簡単で、この部分の筋肉は自分でコントロールできないからです。

私たち表情分析家は何を読んでいるのかと言うと顔の筋肉です。僕たちは本物の笑顔と偽物の笑顔を見分けるためには、以下の要素で判断します。

・目尻のしわがあるかないか(あれば本物の笑顔)
・顔の左半分が笑っているか(笑っていれば本物の笑顔)

わざと口角をあげるのは社交辞令

本物の笑顔は目尻を見ればわかります。よく目は笑っておらず、口角だけあげている人がいますが、それは社交辞令です。本当に幸福なわけではありません。

目尻に注目する癖がつけば簡単に見抜けます。ただ本物笑顔じゃないから意味がないとか嘘つきかというとそれも違います。

偽物の笑顔がないと、私たちのコミュニケーションはギクシャクしてしまいます。偽物の笑顔はこのギクシャクを回避するための戦略です。

写真を使った表情分析をやってみよう

具体的には以下の画像を見てください。
この2枚だとどちらが本物の笑顔かはっきりわかるはずです。

<1枚目>

f:id:tensani3:20170910080556j:plain

<2枚目>

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1枚目の画像の女の子の目尻に着目してください。カラスの爪痕のようにしわができているのがわかると思います。これは本物の笑顔です。

次に2枚目の女性の顔左半分を見てください。口角を上げているものの、目が笑っていないことがわかると思います。こちらが偽物の笑顔です。

 

これは静止画なのでよくわかると思いますが、実際には人の表情は動画的に捉えなければいけません。

一瞬の動きから「目尻にシワが寄っているか?」「顔の左半分が笑っているか?」と判断するのは私たち表情分析家のように訓練が必要です。

まずは「目尻にシワが寄っているか?」に注目してみてください。そうすれば徐々に本物の笑顔か偽物の笑顔か見分けることができます。

 表情分析を学びたい人へ

この分野をさらに学びたい方は、心理学者ポール・エクマンの著書「表情分析入門」をお勧めします。

エクマンは表情分析学を創設した学者で偉大な心理学者100人にも選ばれている人物てです。

エクマンといえば微表情です。「微表情」という人間がコンマ数秒間だけ漏らしてしまう本音の表情のことで、「表情分析入門」には、この微表情をを見抜く方法が詳細に書かれています。

この分野では、この本より詳しいものは現時点で存在していません。エクマンより表情分析に詳しい人も存在していません。

表情分析を学ぶならエクマンから学びましょう。

さて、いかがだったでしょうか?日常生活の場面で生かしていただければ幸いです。

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