不安と恐怖は克服できる!他人が怖いを緩和する3つの方法

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不安と恐怖は克服できる!他人が怖いを緩和する3つの方法

他人が怖いのは正常

あなたは「他人が怖い」と感じたことはありますか?ほとんどの人はあると思います。僕自身も心理学を学ぶ前は「超」のつくほど怖がりでした。

例えば、前から刺青をした怖いおじさんが来たら怖がるのは当然でしょう。誰だって怖いはずです。これは一時的な恐怖です。

しかし、これが誰に対しても怖いと思っているなら話は変わってきます。なぜなら、脳の情動中枢が壊れてしまっている可能性があるからです。

私たちの脳は、恐怖を感じると一時的に情動中枢が発火し、「怖い怖い!」と感情的になります。そして、危機が去ると「あーよかった」とリラックスします。

これは脳が進化の過程で培ってきた能力です。危険が近づくと、サイレンのように警報を鳴らして脅威から逃れようとします。

脳の警報機が鳴り止まない

しかし、このサイレンが鳴るべきでない時も鳴り続けているならそれは問題です。

このサイレンが鳴っている時、私たちの身体は「ファイトorフライト」という状態になります。

ファイト=戦う
フライト=逃げる

という意味ですから、戦ったり逃げたりする時の身体の状態ということです。

医学的には自律神経のうち、交感神経という神経が優位な状態です。自律神経とは、私たちの生命活動を自動的に担っている神経です。

例えば、私たちが意識しなくても心臓は一定のペースで鼓動を続けています。これは自律神経が働いているからです。もし、自律神経が正常に働いていなければリズムが狂い、急に心臓がバクバクしたりということが起こります。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は私たちが興奮した時に働く神経です。一方、副交感神経は私たちがリラックスした時に働く神経です。

通常、この2つの神経がバランスよくシーソーのように働くことで私たちの生体は維持されています。

しかし、サイレント機能が壊れて警報機が鳴りっぱなしの状態というのはこの自律神経が正常に機能していない状態です。

つまり、誰彼かまわず「他人が怖い」という人は脳のサイレント機能が壊れており、それが行き過ぎると自律神経を介して生体に物理的なダメージを与える可能性すらあるということです。

これは僕の愛読書「脳を鍛えるには運動しかない!」の中で著者のジョン.J.レイティ教授は不安神経症など不安感が強い人の脳が健常者との違いは「正常な時」だと指摘しています。

実は不安感を感じている時の脳の状態は不安神経症やパニック障害などの人たちと健常者の人ではたいして差がないのです。

問題なのはレイティ教授が指摘している通り、正常な時です。不安神経症やパニック障害の患者は、恐怖がない正常な時であっても脳の警報機がサイレンを鳴らしてしまっているのです。

この異常なサイレンを止めない限りずっと「ビーッ」と不安が鳴り続いてあなたを苦しめてしまうのです。

「他人が怖い」を克服する方法

では、どうやってこの警報機を鳴り止ませて「他人が怖い」を克服するのでしょうか?

結論から言うと、

・マインドセット

・瞑想+運動

の2つが有効です。

これらを組み合わせることで、脳の警報機を止めて、不安になりにくい脳に変化させていくことができます。

マインドセット

まず1つ目の「マインドセット」からです。

マインドセットとは心の在り方を変えるという意味です。

どのようなマインドセットをすればよいかというと、「自分の人生は自己責任である」という事実を受け入れることです。

他人が怖いという人は他人軸で生きています。「あの人がどう思うか?」を軸に生きているため、感情が他人の態度次第で左右され、安定することが難しいのです。その結果、ストレスを抱え込み、うつ病など様々な問題を抱え込みやすくなります。

私たちは私たちの人生を自己責任で生きるしかありません。これは誰しもが平等にそうなのです。

なぜなら、人の人生の責任を取れる人などいないからです。まずはこの点を意識してみてください。

他人はあくまで他人であり、自分の人生の責任は誰もとってくれない。これがわかると無駄に他人を怖がったりすることが無意味に思えるはずです。

マインドセットは大切なので、他人軸に傾いているなと感じた時はいつでも「自分の人生は自分しか責任を取れない」と心の中で呟きましょう。

このようにつぶやいていると徐々に脳はその考え方を受け入れるようになっていきます。脳には使えば使うほどその神経が強化されるという性質があります。

だから、「自分軸で生きよう」と何度も考えていると自然にそう考えられるようになっていきます。

瞑想+運動

2つ目は瞑想と運動です。先ほど書いた通り、極端に「他人が怖い」という人は、脳のサイレン機能が壊れています。なので、この機能を修復するために瞑想と運動をします。

瞑想も運動も脳の警報機の感度を下げる効果があります。つまり、メンタルが強くなり、多少のことでは動じなくなるのです。また、単純に健康面でみてもこれらは効果が高いことが科学的に知られています。

つまり、瞑想と運動をすると、

・脳の警報機が止まる

・健康になる

この二つの大きな効果が得られるのです。

では、具体的なやり方を解説します。まず瞑想についてです。

瞑想と聞くと滝に打たれて修行するイメージを持つ人もいるかもしれませんがもっと簡単なものです。

例えば、呼吸を観察する瞑想があります。

息を鼻から吸って、口から吐く。

この時、呼吸を意識します。特に吐く時に意識してください。

これを1日1回5〜10分続けてみてください。

確実に脳の警報機の感度が下がっていきます。これは科学的にも証明されている事実です。

もちろん多くやれば多くやるほど効果は高いのですが、なによりも継続して毎日行うということが大事です。

なので、短ければ1分でもいいです。毎日継続するということが肝です。一日一呼吸でも構いません。瞑想を続けるとなんと脳の形自体が良いものに変わっていきます。

続いて、運動です。

結論から言うと、運動はウォーキングで十分です。時間帯は夕方がおすすめです。

歩数で言うと8000歩が理想ですが、無理なら3000歩でも十分です。

コツは健康のためというのではなく、リラックスのためとかストレス解消のためという感覚で行うことです。週3回ぐらい歩けたら十分でしょう。

歩くことの健康効果は言うまでもありませんが、身体だけではなく、心もリラックスさせる効果があります。

これらのことを継続することで、間違いなく他人は怖くなくなっていきます。恐怖を感じる度合いが弱くなっていきます。

ぜひ実践してみてください。

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