心理学の重要な研究分野の1つに「記憶」があります。この記事では「記憶」について話したいと思います。

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記憶の種類

記憶には、主に以下の2種類があります。

・短期記憶
・長期記憶

上記以外にも、エピソード記憶と言う記憶もあります。これは体験記憶と呼ばれルもので、私たちが体験したことの記憶です。細かくいうと他にもありますが、とりあえずこの3つを学べば、記憶についてのエッセンスがわかるはずです。

 

記憶の研究が進められているのは、心理学で「学習」と呼ばれる分野です。大学で教育学をやっていた人は、「パブロフの犬」など記憶研究について学んだと思います。

「学習」の分野は教育において最も役に立つものですが、残念ながら教育現場にはこの記憶研究の成果はほど取り入れられていません。教育現場で働らく僕としては非常に考えさせられる問題です。

逆に進学塾等は、この研究を踏まえ様々な学習法提案しています。もし皆さんが勉強で良い点を取りたいと思うならば、学習について学んでおくととても有利になります。

受験勉強だけではなく、社会人の資格試験等、記憶力が重要とされる場面ではものすごく役に立ちます。この記事では皆さんに記憶のメカニズムそのものを学んでいただき、記憶力を自分でコントロールできるようになっていただきます。

短期記憶と長期記憶

では、具体的に記憶研究の話をしていきたいと思います。まず初めに話さなければならないのは短期記憶についてです。

短期記憶はその名の通り、短い間だけの記憶保持のことです。例えば、「携帯電話の番号を一時的に覚えておく」などが短期記憶に当たります。

短期記憶は一時的な記憶なので、用が済めばとっとと忘れてしまいます。

 

一方、長期記憶と言うのは「徳川家康が江戸幕府を開いた」などと言う長期的に残っている記憶のことをいいます。長く保持されている忘れにくい記憶だと思っていただけたらいいといいと思います。

主に学校で学んだ知識記憶などが長期記憶に含まれます。また、はじめに紹介したエピソード記憶もこの長期記憶に含まれます。

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記憶を担う海馬と側頭葉

さて、次にそれぞれの記憶を担っている脳の部位について説明しましょう。

・短期記憶→海馬

・長期記憶→側頭葉

 

短期記憶の担い手は海馬です。海馬は後頭部にある部位です。海馬の特徴は、

・短期記憶を担う

・情報処理ゲートの役割を果たす

 

海馬で重要なのは、ゲートの役割を持っているということです。海馬は実は情報を短期保持で終わらせるか、長期保持するかの選択権を持っています。情報を保持するかどうかはこの海馬にかかっているというわけです。

 

一方、長期記憶は側頭葉という部位で保持されます。

側頭葉は海馬ゲートを通して送られてきた情報を記憶として保管する場所です。

 

つまり、記憶保持で重要なのは、海馬ですよ。ということです。

長期記憶の条件

では、最後に海馬が情報を側頭葉に投げる条件をお伝えしましょう。海馬が側頭葉に情報を投げるのは以下の2つのパターンの時です。

・命に別状があるかどうか?

・繰り返し入力または出力されるか

まず、命に別状があるかどうかレベルの情報でああれば、海馬は側頭葉に投げます。これは生命維持のためであり、危険なことを記憶しておく必要があるからです。

ですから、危険な目にあったことは鮮明に覚えているけれど、学校の勉強は全然覚えられないということが起きるのです。

次に繰り返しのあるものも海馬は側頭葉に投げます。子供がポケモンの名前や技まで全部記憶しているのは繰り返し見たり、話したりしているからです。つまり、よく使うものも海馬は覚えとこうと判断するということです。

いかがだったでしょうか?記憶のメカニズムについてだいぶわかっていただけたのではないでしょうか?

今回の説明は理論です。近いうちに実践編をお伝えしますので、楽しみにしていてくださいね。

 

さらに詳しく学びたい方は↓

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