今日は自己肯定感について話そうと思っています。

コーチングをやっている人はエフィカシーの事だと思っていただけたらと思います。

私たちは自分のことを肯定的に捉えている時もあれば、否定的に捉えている時もあります。

これは誰しもそうであり、意識しなければ状況に応じて自分がすごいと思ったり、あるいは自分はダメだなぁと思ったりを行き来してしまいます。

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日本人は自己肯定感が低い

自己肯定感が低いっていうのは日本の教育でもよく言われる問題です。

日本の子供は世界的に見ても非常に自己肯定感が低いことが研究の結果わかっています。

その理由は幼い頃から平均を求められ、自分らしさを殺し、権力のある人の言うことに従うことが正しいと教え込まれてきたからだと思います。

実際、みなさんは日本で教育を受けてきましたから、いかに日本人の教育が画一的なものであり、「みんな一緒」を重視しているものかはよく分かっていただけると思います。

日本人はとにかく「忍耐」と言う言葉が似合う国民です。やりたいことを我慢し、嫌なことを必死に我慢してやり続けることが美徳だ。そういう謎の文化です。

もちろん、それが日本人の良いところである場合もありますが、エフィカシー(自己肯定感)という点においては非常に問題である事は明らかです。

僕は教員免許を持つ人間ですから、教育については人一倍学んできたつもりです。

これは教育者なら皆さん感じることでしょうが、どこの学校で働いていても、日本人の子どもの自己肯定感の低さを感じずにはいられません。

はっきり言って自己肯定感が低いことには何のメリットもありません。

やること成すこと自信がなく、できているはずのこともできていないように感じられる。

端から見たらよくできているのに、「僕なんてまだまだですよ」なんて言って謙遜します。

一体、これに何のメリットがあるのでしょうか?

五人組から始まる自己肯定感の低さ

心理学的な面から見ても、この自己肯定感の低さと言うのは本当に人生全般において関わってくる問題です。

セラピーで良くなっていく人を見ていると、やはりその過程で自己肯定感が高まっていくことを実感します。

自己肯定感が高まってくるとセラピーも終わりに近づいたも同然です。

ある意味セラピーはある種の自己肯定感の高さを持たせる技法とも言えます。

何が言いたいのかと言うと、とにかく自己肯定感の高さと言うのは私たちが一般に思っている以上に大切な要素だ言うことです。

研究によると、日本人は他国民に比べて、ネガティブになりやすい傾向があることがわかっています。

歴史的に見ると、日本人の自己肯定感の低さと言うのは江戸時代の5人組から始まっていると思われます。

五人組とはご存知の通り、連帯責任制度です。

グループの誰か1人が悪いことをすると、全体で罰を受ける。そういう制度です。

この制度は平成になった現代においても、日本人の心に根強く残っています。

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それどころかもう遺伝子に組み込まれているんじゃないかと思うぐらい私たちの中に自然に存在するものです。

そして、この感覚が日本人の自己肯定感を非常に下げる要因の1つになっていると僕は感じています。

自己肯定感を上げる方法

では、自己肯定感=エフィカシーを上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?

実際、エフィカシーを上げる方法と言うのはものすごくシンプルです。

いいことが起きたときは喜び、悪いことが起きたときはそれについて負の感情を持たない。ただそれだけです。

例えば、仕事でミスをして失敗し、上司に怒られたとしましょう。

このとき、「自分がミスした部分はどこだったのか?」と考え、「次にどのようにしたらミスをしないようにすることができるのか?」とミスした事実と改善策を考えます。

ミスの内容を中心に考えると言ったほうがわかりやすいでしょうか。

なぜ自己肯定感が下がってしまうかと言うと、こういうミスがあったときに「自分はこんなミスをしてしまってやっぱりだめなやつなんだ。」というように、仕事のミスとは関係のない自分の人格の部分を責めてしまうからです。

このような反省の仕方をしてしまうと、内容について考えないのでまた同じようなミスをするでしょうし、その度に自分の心を傷つけることになります。

これでは自己肯定感を下げるデフレスパイラルのようになってしまいます。

これを防ぐためには、ミスについては失敗したその事実だけを見るようにし、感情の部分は持たないようにする訓練が必要です。

ポジティブシンキングの類がうまくいかないのは、こういう時に無理やりに解釈を変えたり、あるいは無理に明るくふるまおうとしたりするからです。

嫌な部分から目をそらすことはむしろ逆効果でどんどん問題が大きく感じられてしまいます。

しかし、この方法であれば、単にミスをした事実の部分にだけ意識を向けるので反省してないわけでもないし、それでいて自分自身の心を傷つけなくて済みます。

脳は物理レベルで変化する

とはいえ、言うは易く行うは難しです。だから、これは訓練だと言ったのです。

人の心っていうのはすぐに変化するものではありませんが、継続することで確実に変化するものです。

実際、脳科学の分野では、脳が物理レベルで変化していくということがわかっています。

つまり、良い考え方を続けていると、それに適応するように、「脳の形」自体が変化していくのです。

すごくないですか?

これを専門的には脳の可塑性といいます。

人間は何歳からでも変化することが可能です。エフィカシーを上げる訓練と言うのは、プラスでしかないので、この訓練から自分自身が変わっていくことを体感してみてください。

続けていると、「こんなに自分自身が変わっていけるんだ!」と言うふうに感じられると思います。

ぜひ楽しんで実践してみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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