悪用される心理学。詐欺師が愛用する3つの心理テクニック

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悪用される心理学。詐欺師が愛用する3つの心理テクニック

今回のテーマは

・悪用される心理術

心理学には悪用される技法がいくつかあります。あまり心理学を知らない人は心理学ぐらいでヒトをコントロールできるとは夢にも思わないでしょう。しかし、実際いくつかの心理技法は思いっきり悪用されています。

心理術の持つ無限の可能性

皆さんも占いや詐欺のニュースを聞いたことがありませんか?例えば数年前に流行ったオレオレ詐欺なんかは「そんな馬鹿げた手法に引っかかる人もいるんだなぁ」とあきれたかもしれません。

はたから見ているとオレオレ詐欺なんて馬鹿げたことに思えるかもしれませんが、本人は本当に信じてしまっているんです。

実際、オレオレ詐欺の例ではこんなものがあります。あるおばあちゃんにオレオレ詐欺の電話がかかってきました。客観的にみると明らかなオレオレ詐欺で、警察も銀行員もそれは詐欺ですよとおばあさんに言いました。

息子を名乗るその男の声は、おばあさんの息子とは全く別物です。明らかに息子ではないので警察の人もおばあさんをとめました。しかし、おばあさんは銀行員も警察官も振り払って、その詐欺師にお金を振り込んでしまいました。

これは単なるとぼけたおばあさんの話ではありません。人間であれば誰しもひかかってしまう心理テクニックを含んでいるのです。

ちなみにこの事件には高度な心理テクニックが使われていました。今皆さんに知っておいてほしいことは、心理学を悪用すれば、人相手ならほとんど何でもできてしまうという現実です。

ファンタジーではなく心理学を悪用すれば簡単に人をコントロールできます。これがいかに恐ろしいことか皆さんも予想がつくと思います。

心理学のテクニックは悪用しようと思えばたくさん存在します。しかしほとんどのテクニックはオレオレ詐欺のような大きな被害につながるほどの力を持っていません。しかし、一部の心理テクニックは、本当に強力で使い方次第では大きな事件に発展します。

詐欺師が愛用する悪用禁止の心理術

この記事では詐欺などで実際に使われる本当に強力な3つの心理術をご紹介します。3つの心理術は以下のものです。

・返報性
・ダブルバインド
・一貫性

これらは非常に強力な心理術です。悪用禁止なのはもちろんですが、これらのテクニックをうまく生かせばビジネスも恋愛もあなたの思うようになるでしょう。では、1つずつそれぞれの心理テクニックを見ていきましょう。

返報性の法則

ひとつめは返報性です。返報性とは恩を受けたら返さないといけないと思い込んでしまう人間の自動反応です。社会的動物である人間は恩を受けたら返さなければいけないという自動反応が脳にプログラミングされています。返報性は社会心理学の分野で発見されました。

よくスーパーで店員さんが試食コーナーを出しています。あれは皆さんにタダで食べ物を提供しているのではなく、この返報性の性質を狙ったものです。人は何かをもらったら返さなければいけないと自動的に思ってしまいます。

これが返報性です。スーパーの試食コーナーはわずかな商品を提供することでその商品を買ってもらうことを目的としています。

実際スーパーの試食コーナーで試食してしまうと、買わなければ悪いという気分になってしまうはずです。これは返報性の法則のドツボにはまっているということです。心当たりのある方もいるのではないでしょうか?

ほかにも大阪のおばちゃんががめついのに皆から好かれるのは、飴を配っているからだったりします。小さな好意はまるでそれに釣り合わないほどの大きなお返しをもたらすのです。詐欺師はこのことをよく知っています。

ダブルバインド

ふたつ目はダブルバインドです。これは世界最高の心理学者で催眠の大家ミルトン・エリクソン博士が考え出した心理テクニックです。ダブルバインドとは簡単にいうと二者択一です。

例えば、デートであなたが彼女誘う場合、普通なら「デートに行かない?」とたずねてしまいます。これでは相手が行かないと言ってくる可能性があります。

しかし、ダブルバインドを使えば何と答えても彼女はデートに行くしかなくなるのです。「デートに行かない?」と尋ねるのではなく、「ピザがいい?それともパスタ?」というふうに尋ねるのです。これがダブルバインドです。

なぜこのような聞き方が効果があるのかと言うと、前提をすっ飛ばしているからです。本来あなたの彼女はデートにいくかいかないか。そこで迷うはずでした。

しかし、ダブルバインド使うと、デートに行くのは織り込み済みで、ピザにするかパスタにするか決めなければなりません。どちらを選んでもあなたの思いどおり。前提が飛んでいるのです。これがダブルバインドの強さです。

一貫性の法則

最後は一貫性です。一貫性もまた社会心理学の分野で発見されました。一貫性とはあることにイエスと言ってしまうと、自動的にその後もイエスと言ったことに対して一貫した行動を取ろうとする原理のことです。これの怖いところはどんなに小さなことでも一度イエスと言ってしまうと、それに沿った行動しなければならないという自動反応が起こってしまうことです。

という事は相手に何か小さな願いを聞いてもらうだけで、最終的には無茶なお願いも通してしまうことができるということです。このようなテクニックはフットインザドアと呼ばれています。小さなお願いから徐々に無理なお願いを通していくテクニックです。

あえてこれらのテクニックの応用方法は書きません。なぜなら悪用されるリスクがあるからです。しかし、このブログを見ていたり勘の鋭い方は、これらのテクニックを応用すればさまざまなことができることに気づくでしょう。

いかがだったでしょうか?確かにこれらのテクニックを組み合わせれば様々な心理誘導ができると感じられたのではないでしょうか。

これらの技術は悪用すればリスクがありますが、うまく使えばプラスに働いてくれることでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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