怒りを超える心理学。心のモノサシを増やせば人生はもっと楽になる!

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怒りを超える心理学。心のモノサシを増やせば人生はもっと楽になる!

Ryotaです。
今回のテーマは、

・怒りを超える心理学

実は今回のテーマにはかなり思い入れがあります。僕自身20代の前半に強烈な怒りから体調を崩したことがありました。怒りは身体も心もボロボロにしてしまいます。

「昔の自分に今の自分が伝えるなら」という視点から強力な怒りを抑える方法論をお伝えします。怒りに囚われない人生は本当に「楽」ですよ。

怒りが生じるメカニズム

怒りの出所は扁桃体

怒りを抑えるためには「まず怒りがどのように生じるのか?」その科学的なメカニズムを知らなければなりません。怒りは脳内情報処理の結果生じる情動の1つです。情動とは言われる感情のことです。楽しい、怖い、悲しい。怒りはこれらの感情の仲間です。

怒りの感情を引き起こす場所は、扁桃体と呼ばれる脳の部位です。ここは脳の警報機とよばれ、私たちに何か危機が迫るとこの扁桃体がサイレンを鳴らします。その結果、怒りが生じます。

扁桃体は豆粒ほどの大きさしかない小さな部位です。人間の一生というのは、ある意味この扁桃体との戦いだとも言えます。私たちを苦しめるのはいつも自分自身の感情だからです。その感情の源が扁桃体なのです。

怒りが生じる状況

怒りが生じる場所はわかりました。しかし、どのようなときに扁桃体が活動してしまう状況になるのでしょうか?怒りが生じる状況はたった一言で癒すことができます。

自分の信念に背かれたとき

たったこれだけです。人はみなモノサシを持っています。その人自身のモノサシです。このモノサシこそが信念です。例えば、「正義はいつも正しい」こんなモノサシを持っていた人がいるとします。その人にとって「ずるいことをする人」・「悪いことをする人」に対しては怒りが湧くでしょう。

なぜなら、「正義はいつも正しい」というモノサシに反するからです。もう一つ例をあげてみましょう。「年下のは年上の者の言うことを聞くべきだ」こういうモノサシを持った人がいるとしましょう。

この人は、年上に偉そうな口調で話をする人に対して怒りがわくでしょう。もうおわかりいただけたと思います。

・自分のモノサシからずれている行動を相手がとった
・自分のモノサシからずれている行動を自分が取らされようとしている

これが怒りが生じる状況です。ものすごくシンプルなことです。

怒りを抑える3つの方法論

僕は複雑なことは嫌いです。複雑なことというのは続かないからです。僕はシンプルなものこそ強力で、継続的な力を持っていると考えています。ですから、シンプルな怒りの抑え方の方法論を紹介します。ただ最後の1つはシンプルではありません。チャレンジしてほしいという思いも込めて応用編として載せています。

・止観
・かわいそう思考
・信念の書き換え

止観

止観とは仏教の方法論です。その名の通り感情を止めて観るということです。感情というのは脳科学的に見ても客観的に捉えてしまうと消失します。これは脳のヒエラルキーが関係しているのですが非常に複雑です。なのでシンプルに「客観視すれば感情は消える」と覚えてもらえばいいと思います。

感情を客観視するための方法論が止観です。自分の中に怒りの感情がわいたら、その怒りの感情を見つめます。コツとしては「自分は今怒っている」と心の中で自分の感情を認識することです。

自分の怒りを認識できた途端に、怒りの感情は消えていきます。これは脳がそういう性質を持っているからとしか言いようがないのですが。とにかく怒りを感じたら、抵抗せずコントロールしようとせず、ただ怒りを感じている自分を認識するのです。

このように一度感情を止めて観る方法論を止観といいます。

かわいそう思考

これは馬鹿げたネーミングに思えるかもしれませんが、感情コントロールするためにものすごく役に立ちます。理不尽な人やわけのわからないことを言ってくる人。そういう人たちに対して私たちは怒りを感じます。

なぜなら自分の中に「自分は雑に扱われない尊重されるべき存在だ」というモノサシがあるからです。理不尽な人はそんなことを構い無しで踏み込んできます。だからイライラするのです。

そういう人には、

・かわいそうな人

そう思ってあげましょう。いや、実際かわいそうな人なのです。僕はよく学校のカウンセリングにおいて、子供に意地悪を言ってくる人は「かわいそうな人だと思え」いうこと言っています。

そうすると多くの子供たちが非常に楽になったと言ってくれます。なぜこれで楽になるかというと、単純ですがモノサシが増えるからです。

・理不尽な人=かわいそうな人

このモノサシが追加されるのです。そうすれば後は楽。嫌なこと言ってくる人、理不尽なこと言ってくる人。そういう人たちはみんなかわいそうな人だ。そういうふうに思えるようになるのです。

実際人に嫌なこと言ったり、理不尽なことを押し付けたり。そういう人たちは言うまでもなく、心が貧しい人たちです。家庭環境に問題があったのかもしれません。誰も自分を認めてくれなかったのかもしれません。何かしら事情があってかわいそうな人になったのです。

こう思えると、怒りというよりかはむしろ同情が出てくるくらいです。

信念の書き換え

「信念=モノサシ」だという事は認識してもらえたと思います。という事は物差しが少ない人は苦しいわけです。怒りを感じやすいわけです。なぜなら、自分のモノサシに反することが起きると、一々怒りを感じてしまうからです。

であれば解決方法はシンプルです。モノサシを増やせばいいのです。しかし、モノサシは無意識によってつくられているものです。だから作るのは案外難しかったりします。

先ほど紹介した2つ目の方法論「かわいそう思考」も、ある程度訓練してそういうふうに思うようにしなければモノサシとして成立しません。だから必ず訓練は必要です。たくさんのモノサシをいちどに作ろうとすると疲れてしまいます。

しかし、できないことありません。自分がこんなモノサシがあったらいいなと思うものをまず探します。そして1つ決めて決めて、徹底的にその考え方を自分自身に植え付けます。

一気にやるのではありません。一日に一度はそのモノサシを作ってみよう。それぐらいちょっとずつでいいのです。むしろちょっとずつでないと、無意識は強力な力で反発してきます。だからちょっとずつがいいのです。

何が言いたいかというと、このことを知ったあなたは自由に信念を作り出すことができるということです。何か自分に都合が悪いことが起きたら、その都度それに対応する信念をつくればいいのです。

まとめ

・怒りは扁桃体から生まれる
・怒りを感じるのは信念からずれている状況
・止観=感情を止めて観る
・かわいそう思考=理不尽な人は「かわいそう」だと思う
・信念は自分でつくりだせる

紹介した方法論を使って、怒りのない青空のような心で毎日を過ごしてみてください。きっと僕と同じように、「平和だな」ど感じながら日々を過ごしていけることでしょう。

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