心理学で見つかった好意の法則。なぜあなたはあの人を好きになるのか?

心理学には「好意」という言葉がある。これはここ最近更新している記事に書いている6大心理バイアスの一つに数えられるものだ。人が人に好意を抱くのはなぜか?それは僕たちがイメージしているものとは程遠く、案外単純な法則に従っている。今日はこの好意の法則について書いてみようと思う。

好意を覚える条件

人が好意を覚える条件はものすごくシンプルだ。それは共通点があること。たったこれだけだ。私たちは普段、家族や友人とけんかをしたりもめたりしている。

けれど、例えば家族対家族で裁判になったとしたら、間違いなく自分の家族を応援するだろう。普段はもめているにもかかわらず。この理由は自分の家族という共通の枠にみんながいるからだ。だから自分の家族には親近感を覚えるし、なんやかんやいっても好きなのだ。

例えばサッカーの試合になると日本のチームを応援したくなる。日々仕事で同じ日本人同士いがみ合っているのに。これもサッカーの国際試合ということになると日本人は日本人だという共通点を持っているから応援したくなる。

つまり、好意というのは共通点から生まれる。もう少し正確に言うと、共通点を認識していると恋が生まれると言える。これが好意の正体だ。

意図的に好意を作り出す

詐欺師はよく第一声目に、相手の出身地を聞く。その後で、「自分の母親も同じ出身地なんだ」というような話をする。ここで普通の人であれば少し信頼感を覚えてしまう。

共通点があることで好意を生じてしまうのは、人間にあらかじめ組み込まれたプログラムの1つだ。いわばそれは自動反応であり、知らなければ人はそれから逃れることはできない。

だから、あなたが誰かに好意を抱いてほしければ共通点を相手に認識させればよい。こんな事は何処ぞの心理テクニック本にでも書いてあるかもしれない。僕はもう少し実践的なコツをお伝えしたいと思う。

先程の詐欺師の話をもう一度みてほしい。「自分の母親も同じ出身地なんだ」こういう言葉であった。この言葉の巧妙なところは、自分ではなく母親を相手と共通点があるとしているところだ。

人はダイレクトに共通点を言われると少し警戒してしまう場合がある。だからコツとしてはわざと少しずらした時点で共通点を認識させる。そうすると違和感なく好意を相手に抱かせることができる。

ちょっとした工夫だけれど、これをするかしないかで自然な好意を抱かせられるかどうかが決まる。この練習のためにはあまり親しくないけれど、知り合いという程度の人に共通点を持ちかけて好意を抱かせるかことができるかどうかの練習をしてみるといい。

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