心理学から考える腕組みの意味とは?しぐさを読み解く鍵は文脈にある

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心理学から考える腕組みの意味とは?しぐさを読み解く鍵は文脈にある

Ryotaです。

今回のテーマは、

・「腕組み」の心理学的意味

よく心理学の本を読んでいると、「腕を組む=自己防衛、緊張の現れ」というふうに書かれています。特に行動心理学やしぐさの心理学系の本を読んだことがある人ならこのような記述を見たことがあると思います。

しかし、実は「腕組み=自己防衛、緊張の現れ」とは限りません。単に癖で腕を組んでいる人もいますし、全く別の理由で腕を組む人もいます。

結論から言うとしぐさを読む時には、必ずそのしぐさが現れた文脈から考えなくてはいけないのです。これなしには正確にしぐさから相手の心理を読み解くことはできません。また、1つのしぐさから相手の心を読めたと思うのも早計です。

今回の記事では「腕組み」を取り上げて説明していますが、この記事の内容は他のしぐさであっても同じことが言えます。しぐさに関しての正確にしぐさから相手の心を読み解きたい方にはこの記事はものすごく役に立つことでしょう。

腕組みの心理学的な意味

腕組みの心理学的な意味は緊張あるいは自己防衛です。どちらにせよ「今は心を開きたくないですよ」という意味です。くまレタ腕というのは自分の体を守る位置に置かれています。

体を抱えるようにするこのしぐさは、他者に対して心を開いていないですよというサインです。ただ冒頭でも書いたとおり、単にその人の癖である場合もあります。

さらに腕組みのしぐさにはもう一つ意味があります。それは自分達のテリトリーを守ろうとしているという意味です。例えば。2人が会話している時、2人ともが腕組みしている場合がよく見られます。

これはお互いが相手のことを拒絶しているという意味ではありません。むしろ逆で、そこにいる2人以外の人を拒絶しているのです。「この2人の空間に入らないで!」という意味です。

 

腕組みの心理学的な意味をまとめると、

・自己防衛、緊張
・単なる癖
・テリトリーの主張

この3つになります。

さて、続いて腕組みのしぐさの意味を正確に読む方法をお伝えしましょう。初めにも書きましたが、しぐさの意味を正確に読むコツは文脈から判断することです。この点について具体的にお伝えしていきます。

 

しぐさの意味は文脈による

 

「しぐさの意味は文脈による」心理学を学んでいながら、人の心が読み解けない人はこのことを知りません。例えばよく鼻を触ったら嘘をついた証拠だと言われます。しかし、よく考えてみてください。本当にそう言えるでしょうか?

単に鼻がかゆかっただけかもしれません。あるいはが鼻水を拭き取ろうとしただけかもしれません。このようにしぐさ単体では、その意味を理解することはできません。

重要なのはそのしぐさが、どういう文脈の中で現れたかということです。例を挙げてみましょう。

あなたはあることがきっかけで彼氏の浮気を疑っています。たまたま彼氏のスマホの画面を見たとき、知らない女からのLINEメッセージが来ており、ハートマークがいくつかついていたのです。

そこで、

「浮気してるの?」

と直球で彼氏に尋ねます。

すると彼氏は、「はあ?してないし!」と言います。

しかし、「してないし!」と言いながら彼氏は頻繁に鼻を触っています。

このような状況では彼氏はほぼ間違いなく浮気していると言えます。なぜなら、文脈の中でしぐさが現れているからです。この点がとても大切です。

鼻を触るというしぐさは、専門的にはマニピュレーションというもので自分をなだめるしぐさです。そのためこの文脈では、「してないし!」という部分に、何かしら自分をなだめなければならない理由があったと考えることができます。

しぐさというのはこのように文脈から読み解く必要があります。どういう状況でどういう言葉の時にどんなしぐさが出るのか?

実際にしぐさから人の心を読もうとするなら、必ずこの点に注意していなければなりません。逆に言えば、この点にさえ注意していれば、人の心は案外簡単にしぐさから読み解くことができます。

腕組みの意味を文脈から読み解く

 

前章ではわかりやすいので「鼻を触る」というしぐさを取り上げましたが、今回のテーマの「腕組み」のしぐさでも全く同じです。先ほどと同じく例を挙げてみましょう。

あなたは上司と話しています。あなたは上司に企画を提案することになっており、A案とB案の2つプランを用意しました。A案を説明している時は、特に変わったしぐさは見られなかったのに、B案に話が移った途端に「腕組み」のしぐさが頻繁に見られるようになりました。

もうおわかりですよね。こんな時は上司はB案を拒絶しています。あるいは何か引かかる点があるのかもしれません。あなたはA案を強めに進めるか、B案の中で「引かかっている点はないか?」と尋ねると有能だと評価されるでしょう。

さらに細かくいうと、どの言葉で上司の「腕組み」のしぐさが出たのか?を観察すると効果的です。例えば、価格や値段といった言葉、あるいは具体的な〇〇円という話が出た時に腕組みのしぐさが出たなら、値段に納得できていないとわかります。ここまで出来れば、何が嫌なのかがわかりますし次の提案の時にも生かせます。

もちろん相手が客やその他の人であってもやり方は同じです。

まとめ

 

 

僕がこの記事で覚えておいて欲しいことはたった1つだけです。

 

・しぐさの意味は文脈による

 

これだけ覚えていれば、十分しぐさから人の心を読み解けます。実際、僕自身も未だにこの点に注意して人のしぐさから心理を読み解いています。

今まで心理学の本を読み漁ったけど使えなかったという人は、ぜひこのことを踏まえて再チャレンジしてください。きっと驚くほど人の心が読みやすくなっているはずです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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